工務店をやっていた50年ほど前、 養殖池の工事を請負ったことをきっかけに、 養殖のおもしろさにひかれ、 父が本業の建築業のかたわら「鮎養殖」をはじめました。
にじます、あまごなど いろいろな魚を養殖したあと、 鮎一本にしぼりました。
そのころは、琵琶湖で、稚魚を仕入れて育てていました。
根尾川の水を養殖池に引き込み飼育水にしていました。
創業以来、琵琶湖産の鮎を仕入れて育てていましたが、冷水病などの魚病の発生に頭を悩ませていました。
琵琶湖産鮎苗から人工種苗に切り替えました。
自社で人工孵化をはじめました。
飼育水も、河川の水から、きれいな地下水にきりかえました。
自社で人工孵化させた稚鮎を冷たい地下水のみで育て、稚鮎、放流、活魚として出荷しています。
健康で、おいしい、天然に近い鮎を目指し、まだまだ試行錯誤の毎日です。